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試聴コーナー

四鳥の別れ

中国の『孔子家語』に登場する、母鳥が四羽の子が巣立つときに鳴き悲しみ見送った、という故事を題材として作られた作品。
巣立ってゆく子のたくましさに、親の目からみた切なさや悲しみを歌った感動的な楽曲で、平野実貴のピアノとヴォーカルが見事に、その情感を表現している。

  • 四鳥の別れ

    作  紗井六耀&平野実貴

    吹く風の冷たさを感じる頃
    その風に幼き 羽根を広げ
    あどけなく羽ばたき、誇らしげな笑顔
    ひとつ ふたつ みつ よつ
    淡黄色に染められた
    ひよこよ お前が飛び始める
    その切なる姿をみて
    暖かく手を差し伸べてみる

    暮れる光に漂う 綿虫の集い
    舞う踊りの賑わいに 呼び起されて
    山間に薄らと 白雪の便り
    ひとつ ふたつ みつ よつ
    気高く届く歌声
    ひよこよ お前が飛び始める
    そのいとしき姿をみて
    そっと背に 手を添える

    過ぎゆく時の憂い はかなく映り
    愛らしき想い出、うたた寝の香り
    日ごと待ちつづける 木の芽の目覚め
    ひとつ ふたつ みつ よつ
    大きく羽ばたいて
    ひよこよ お前が飛び始める
    その頼もしき姿をみて
    旅立つ別れ 歌っている