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第18番 K.576 ニ長調 第3楽章

私の選んだモーツアルトピアノ選曲集

モーツァルトのピアノソナタは、大きく、ザルツブルグ、ミュンヘン時代、マンハイム、パリ時代、そして、ウィーン時代に分かれます。この3つの時代から、第2楽章を中心に選びました。特に、モーツァルトの第2楽章は、交響曲、ピアノ協奏曲、室内楽曲、どれを取っても美しい、まさに神の声です。また、短調の曲も非常に好きで、そこには絶望の暗さではなく翳りの中に光を感じるものです。
その光の射し方がそれぞれで、心を奪われます。もちろん、長調の曲も、自分では気付かない程の心の奥から純粋な明るさを引き出してくれます。初期から後期に向って、このように抜粋してみても、一音一音のエネルギーの質が違っていくのが感じられます。
この度、私が選びました11曲を、まずは聴いていただくことで、その曲の他の楽章は、いったいどんな曲なのか、より興味をそそられる事と思います。 平野実貴

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第18番 K.576 ニ長調 第3楽章

ピアニスト 平野実貴の世界

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