Chopin Waltzes

ワルツ 第10番 ロ短調 op.69-2(遺作)

ショパンがまだワルシャワに暮らしていた1829年、19歳のときに作曲され、仲良しの同級生ウィルヘルム・コルベルクに私的に送られたワルツ。コルベルクとは誘い合って一緒にオペラを観に行くほど気の合う親友同士で、ショパンは彼に変ロ短調のポロネーズも贈っている。没後1852年に第9番《別れのワルツ》とともに作品69として出版された。マズルカ風中間部を持つロンド形式で書かれている。