Miki Hirano
国立音楽大学ピアノ科卒業後、ウイーン国立音楽大学指揮科に入学し、指揮法をライオ ビッツ教授、伴奏法をハロルド・ゲルツ教授、ソロピアノをレオニード・ブルンベルク教授 に師事した。
特に、ブルンベルク教授は愛弟子として彼女の演奏を高く評価している。
ウイーンやリンツなどでソロ演奏会に多数出演し、1992年から2000年まで、毎年ウイーン・ フィルの第一ヴァイオリニストのベルンハルト・ビベラウアと東京・サントリーホールでリ サイタルを開催した。
さらに1995年にはウイーン・フィルのメンバーらと「ウイーン・ドナウトリオ」を結成し、東 京・大阪などで公演した。
2003年には、ベルンハルト・ビベラウアと共演した「モーツアルトのピアノとヴァイオリン のための三つのソナタ」のCDがBMGファンハウスより発売された。
また、同年、モーツアルトのピアノソナタ全曲演奏シリーズを東京で開催し、かつ2005 年には、世界のピアノ演奏家の中でも数少ないモーツアルト・ピアノソナタ全曲CDをリリースし、音楽専門各誌より好評を博した。
2014年、KBS京都放送のラジオで「ピアニストの詩」という番組を、KBSアナウンサーの山崎弘士とともに担当し、関西一円のリスナーから好感を持った便りが多く寄せられた。
ここ最近の活動としては、演奏家としての高い能力に加えて、作編曲家および歌手としての才能も発揮し、紗井六耀との共作によってさまざまな楽曲の作曲と編曲を行っている。