Chopin Waltzes

ワルツ 第6番 変ニ長調 op.64-1《小犬のワルツ》

パリ定住後のショパンが半同棲生活を送った女流作家ジョルジュ・サンドは愛犬家だった。ショパンも彼女の犬たちを可愛がり、ある日、その一頭のマルキが自分の尻尾に戯れてくるくると回るようすからヒントを得てこのワルツを書いたといわれる。変イ音を中心に上下に旋回する音型が小犬の動きを描写しているとされる。