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.第18番 K.576 イ長調 第2楽章

 最後のピアノソナタである。第18番は複雑で難しい曲なのですが、聴こえてくる音楽は軽快で、まさにモーツァルトの世界です。
 この第2楽章は、右手に和音がなく、一本の張りつめた線の上に、泉のように音が次から次へと沸き上がってくる、まさにピアノで演奏するからこそ書かれた楽章だと思っている。